グラグラの乳歯…自分で抜いてもいいの?
「歯がグラグラしてきたけど、抜いた方がいいのかな?」
お子さまが気にして触っている姿を見ると、保護者としても迷いますよね。
結論から言うと、もう抜けそうで“ブラブラ”に近い状態なら、自分で抜いても大丈夫です。
正しい方法はシンプル。
- 手を石けんでしっかり洗う
- 清潔な指で軽くつまんで引っ張る、または揺らす
- 抜けたあとは清潔なガーゼを噛んで 5分以上止血
抜けたあとは出血があっても慌てず、ガーゼでしっかり押さえれば心配いりません。
乳歯は自分で抜かないほうがいいケースとは?
一方で「自分で抜くのは危険!」という場合もあります。
例えば…
- まだ抜ける時期ではないのにグラグラしている(外傷の可能性あり)
- 左右で抜け方に差がある
- 2週間以上グラグラしているのに抜けない
- 転んで歯が欠けたり折れたりしている
- 虫歯でボロボロになっている
- 強い痛みや腫れがある
こうした場合は自己判断せず、必ず歯医者さんに相談してください。
無理に抜いてしまうと、永久歯の生え方や歯並びに影響してしまうことがあるからです。
「これって大丈夫かな?」と迷ったら、まずはご相談ください。
安心につながりますよ。
転んだ!虫歯!そんな乳歯はどうすればいい?
最後に、ちょっと特別なケースをご紹介します。
① 転んで歯が欠けたり折れたりした場合
一部が残ってしまうことがあるため、必ず歯科を受診してください。
放置すると炎症や痛みにつながることがあります。
② 虫歯でボロボロの乳歯
虫歯が進んだ乳歯は、なかなか自然に抜けないことも。歯の根が残ったままになると永久歯の萌出に悪影響を与えるため、歯医者での処置が必要です。
まとめ
- 抜いていいのは、自然に抜けそうなときだけ
- 迷ったら無理せず歯科へ相談
- 将来の歯並びや健康のために「早めの対応」が安心
「もう抜けそうだから家で抜いちゃおうかな?」
そんなときは、今回のポイントを思い出してみてくださいね。
不安な時はご相談ください。












