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2025.11.21

自分で乳歯を抜くときの注意

グラグラの乳歯…自分で抜いてもいいの?

「歯がグラグラしてきたけど、抜いた方がいいのかな?」
お子さまが気にして触っている姿を見ると、保護者としても迷いますよね。

結論から言うと、もう抜けそうで“ブラブラ”に近い状態なら、自分で抜いても大丈夫です。

正しい方法はシンプル。

  • 手を石けんでしっかり洗う

  • 清潔な指で軽くつまんで引っ張る、または揺らす

  • 抜けたあとは清潔なガーゼを噛んで 5分以上止血

抜けたあとは出血があっても慌てず、ガーゼでしっかり押さえれば心配いりません。

乳歯は自分で抜かないほうがいいケースとは?

一方で「自分で抜くのは危険!」という場合もあります。

例えば…

  • まだ抜ける時期ではないのにグラグラしている(外傷の可能性あり)

  • 左右で抜け方に差がある

  • 2週間以上グラグラしているのに抜けない

  • 転んで歯が欠けたり折れたりしている

  • 虫歯でボロボロになっている

  • 強い痛みや腫れがある

こうした場合は自己判断せず、必ず歯医者さんに相談してください。
無理に抜いてしまうと、永久歯の生え方や歯並びに影響してしまうことがあるからです。

「これって大丈夫かな?」と迷ったら、まずはご相談ください。

安心につながりますよ。

転んだ!虫歯!そんな乳歯はどうすればいい?

最後に、ちょっと特別なケースをご紹介します。

① 転んで歯が欠けたり折れたりした場合
一部が残ってしまうことがあるため、必ず歯科を受診してください。

放置すると炎症や痛みにつながることがあります。

② 虫歯でボロボロの乳歯
虫歯が進んだ乳歯は、なかなか自然に抜けないことも。歯の根が残ったままになると永久歯の萌出に悪影響を与えるため、歯医者での処置が必要です。

まとめ

  • 抜いていいのは、自然に抜けそうなときだけ

  • 迷ったら無理せず歯科へ相談

  • 将来の歯並びや健康のために「早めの対応」が安心

「もう抜けそうだから家で抜いちゃおうかな?」
そんなときは、今回のポイントを思い出してみてくださいね。

不安な時はご相談ください。

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