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2026.02.23

【なぜ“夜だけ”歯が痛くなるの?】原因と対処法を徹底解説

「昼間は大丈夫なのに、夜になると急に歯がズキズキ痛む…」
「寝ようとすると痛くなって眠れない…」

こうした“夜だけ痛む歯”に悩む方は非常に多く、
知多市旭のおひさま歯科・こども歯科にも毎日のように相談があります。

実は、夜に痛くなるのには 明確な医学的理由 があります。
また、夜間に痛みが強まるのは、進行した虫歯や歯ぐきの炎症が隠れているサインであることも。

この記事では、

  • なぜ夜になると歯が痛くなるのか
  • ・痛みを悪化させる原因
  • ・考えられる歯の病気
  • ・自宅でできる応急処置
  • ・絶対にやってはいけないこと
  • ・受診のタイミング

を、まとめてお伝えします。

 

■ 夜になると歯が痛くなる理由とは?

夜だけ痛いと不思議に思われますが、医学的にはとても説明のつく現象です。
主に次の3つが関係しています。

① 横になると血液が頭に集まり、神経が圧迫される

横になると重力の影響が少なくなり、血液が頭部(歯や顔)へ集まりやすくなります。

その結果、

  • ・血管が膨張する
  • ・神経を圧迫する
  • ・痛みが増える

という流れが起こります。

昼間は感じにくかった痛みが、夜に急に表面化するのはこのためです。

② 夜は副交感神経が優位になり、痛みを感じやすい

夜は身体がリラックスモードに切り替わり、
副交感神経が優位になります。

副交感神経が優位になると、

  • ・血管が広がる
  • ・血流が増える
  • ・神経が敏感になる

つまり、痛みを“強く感じる状態”が整うのです。

③ 入浴・飲酒などの生活習慣も痛みを強める

寝る前に行うことが多い、

  • お風呂(特に湯船)

  • 飲酒

これらはどちらも血流量を増加させ、
炎症部分の神経を刺激し、痛みを強くします。

夜に限って痛くなる理由は、こうした「血流↑+神経の敏感さ↑」が重なるためです。

■ 夜に歯が痛くなる原因となる代表的な病気

「夜だけ痛い」場合に多い原因をわかりやすく整理しました。

① 歯髄炎(虫歯が神経まで達した状態)

夜間の強いズキズキ痛は、
虫歯が神経(歯髄)まで進行した可能性が非常に高い です。

特徴:

  • ・じっとしていてもズキズキ痛む
  • ・夜に痛みが増す
  • ・温かいものがしみる
  • ・何もしなくても痛い

これは緊急性が高い状態で、早い段階で神経を救う治療が必要になります。

② 根尖性周囲炎(根の先で膿が溜まる)

歯の神経が死んでしまい、その後根の先で細菌が繁殖することで起こります。

特徴:

  • ・噛むと響く
  • ・何もしなくても痛む
  • ・夜間に強く痛む
  • ・顔が腫れることも

“痛みが消えていたのに最近また痛み始めた”場合はこの可能性もあります。

③ 歯ぎしり・食いしばり

夜間の歯ぎしり・食いしばりは相当な力がかかります。

  • ・歯根膜の炎症
  • ・歯周組織のダメージ
  • ・顎関節の負担

これらによって夜に痛みが出やすくなります。

日常では気づかないほど“無意識にしている人”が多いのも特徴。

④ 親知らずの炎症

親知らずは歯ぐきのトラブルを起こしやすいため、
夜にズキズキ痛むことがあります。

腫れ、口が開けづらい、のどの痛みなどを伴うことも。

⑤ 歯周病の炎症

歯周病が進行すると、
歯ぐきの腫れ・ズキズキ感が夜に強まることがあります。

歯ぎしりとの組み合わせで悪化するケースも多いです。

■ 歯が痛くて眠れないときの応急処置

痛くて寝られない夜は本当に辛いものです。
そんなときに自宅でできる応急ケアをまとめました。

① 頬の外側から冷やす

氷を直接口に含むのはNGです。
必ず 外側から冷やす ようにしてください。

冷やすと炎症が落ち着き、痛みがやわらぎます。

② 鎮痛剤を適切に服用する

薬局で買える鎮痛剤で十分効果があります。

  • ・ロキソニン
  • ・バファリン
  • ・イブ

など「歯痛」と表記されたものを選びましょう。

※あくまで応急処置です。翌日には受診が必要です。

③ 軽くうがいをして食べ物を除去する

食べ物が歯間に挟まっているだけでも強い痛みを感じることがあります。

  • 軽くうがいをする
  • フロスでやさしく取り除く(痛みが出なければ)

これで落ち着くこともあります。

④ (虫歯による穴があるとき)正露丸を詰める

歯に穴が空いていて痛みが強い場合、
正露丸を詰める のは実は公式に認められた応急処置です。

即効性があり、痛みが和らぎやすいです。

ただし、
あくまで“一晩過ごすための処置”です。

⑤ どうしても我慢できないときは夜間救急へ

新聞・自治体 HP・インターネットで
「夜間 歯科 救急」で検索すると、最寄りの救急外来が分かります。

ただし、救急でできるのは応急処置のみ。
後日、必ずかかりつけ医で本治療を行いましょう。

■ やってはいけないこと(痛みが悪化します)

夜間の痛みを悪化させてしまう NG 行動もまとめました。

✖ 指やつまようじで触る

患部を傷つけたり、細菌を運んだりして悪化します。

✖ 喫煙

有害物質が歯ぐきを刺激し、炎症を強めます。

✖ 入浴・激しい運動・飲酒

血流が増えて痛みが悪化します。
どうしても入浴したい場合は“ぬるめのシャワー”で。

■ 痛みが落ち着いても、必ず歯科医院へ

ここがもっとも大切なポイントです。

応急処置で痛みが消えても、原因は治っていません。

虫歯・神経の炎症・親知らず・歯周病など、
いずれも“治療しない限り自然に治ることはありません”。

痛みが再発する前に、できるだけ早く歯科医院を受診してください。

知多市旭のおひさま歯科・こども歯科では、
夜間の痛みがどこから来ているのかを丁寧に診断し、
必要に応じてその日のうちに痛みを和らげる処置もご案内しています。

■ まとめ:夜だけ痛む歯は“身体からのSOS”。早めの受診が最善です

夜に限って歯が痛くなるのは、

  • ・血流が増える
  • ・神経が敏感になる
  • ・生活習慣の影響

などが重なるためです。

しかしその背景には、
虫歯・歯髄炎・根の炎症・歯ぎしり・親知らず など
治療が必要な原因が隠れていることがほとんど。

「夜だけだから…」と放置するのは非常に危険です。

少しでも不安があれば、どうか早めにご相談ください。
あなたの歯を守るため、痛みを最小限にするため、
おひさま歯科・こども歯科が全力でサポートします。

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